UAEは石油価格について政策変更か

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原油市場の今後をにらむUAE

2015年7月22日、アラブ首長国連邦(UAE)エネルギー省は2015年8月1日までに石油価格の調整解除を行うことを発表した。今後は世界的な価格の推移に合せた価格政策に移行する。この決定は国内への経済支援、燃料消費の抑制、環境保全、自国資源の保持を目的とする。

UAEは石油価格について政策変更か

この決定を好機とみるのは電気自動車・ハイブリッド車メーカーや公共交通機関だ。特に公共交通機関に関して、UAEエネルギー省は、天然ガスを燃料とするタクシーなど環境にやさしい新交通システムの導入を模索している。

今回のUAEの決定は海外の投資家には好意的に受け取られているようで、市場での自由度の高まりが市場の成長につながるだろう。

低迷が続く原油価格

背景には石油価格の世界的な下落がある。2010年頃からアメリカで始まったシェール革命の結果、原油産出国1位の座にアメリカが躍り出た。

供給が増大する一方、2014年のOPEC総会ではサウジアラビア主導のもと減産による生産調整も見送られ、結果として原油価格は現在の水準に至る。

原油価格は2015年3月に戻りを見せたことから価格が底を打ったとも言われるが、中国の原油輸入量の減少など、需要が伸び悩んでいる状況である。

(画像はUAEエネルギー省公式サイトより)

<外部リンク>
UAEエネルギー省 プレスリリース
https://www.moenr.gov.ae/en/media-centre/news/22/7/2015

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