マズダー・インスティテュートはアブダビで新研究施設建設に着工

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アブダビで新研究施設建設着工

アラブ首長国連邦の学術研究機関マズダー・インスティテュートは、2016年6月14日、エティハド航空、ボーイングをはじめとした企業と共同で運営する研究機関SBRCがアブダビのマズダー・シティーで新施設の建設に着工したことを発表した。

マズダー・インスティテュートはアブダビで新研究施設建設に着工

新施設は海水、エネルギー、農業に関する研究を統合するものとなる。

起工式で発表されたパイロットプロジェクトでは、海水を利用して乾燥地域の灌漑を行い、持続的にバイオ燃料、生化学物質、食料の生産を行うことを目指す。同施設は世界中でプラント運用・管理を行う米企業CH2MHILLの技術支援のもと、2015年末までの完成を予定する。

成長するバイオ燃料市場への期待

アラブ首長国連邦では、石油産業に偏った現状からの脱却に向け、非石油業におけるGDPの14%を占めるエティハド航空をはじめとした航空産業に莫大な投資を行っている。

バイオ燃料の研究は2021年には1853億ドル規模の市場に成長するだろうといわれている。SMRCがリードするパイロットプロジェクトは航空産業向けのバイオ燃料生産にとどまらない成果を期待されている。

また、航空産業部門が排出する温室効果ガスの総量は全体の約2%にあたるが、SMRCによるパイロットプロジェクトが成功すればアラブ首長国連邦における温室効果ガス排出削減のみならず、世界的な環境改善への寄与となることは間違いない。

(画像はプレスリリースより)

<外部リンク>
マズダー・インスティテュート
https://www.masdar.ac.ae/media-section/news/

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