サウジアラビアで株式会社クボタと現地企業による石化プラント用鋳鋼製品工場が竣工

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2011年2月稼働開始。国際協力銀行が民間金融機関と協調融資

株式会社国際協力銀行(以下、JBIC)のインタビュー記事によると、サウジアラビアの東部州ダンマン市第2工業団地において、日本企業と現地企業の合弁会社「Kubota Saudi Arabia Company,LCC」(以下、KSC)による石油化学プラント用耐熱鋳鋼チューブの製造工場が2011年2月に稼働を開始し、竣工式が同年11月16日に行われたとのことだ。

サウジアラビアで株式会社クボタと現地企業による石化プラント用鋳鋼製品工場が竣工

KSCは大阪に本社を置く日本の産業機械メーカー「株式会社クボタ」とサウジアラビアの投資会社「Tharawat Development Company」との合弁会社として2009年12月に設立された。工場の建設に当たり、JBICが民間金融機関と協調融資を行っている。

製造しているのは、石油化学プラントでエチレンやプロピレンを製造する際に欠かせない「反応管」と呼ばれるもので、生産開始以来、順調に操業を続けている。

中東諸国、北アフリカ、欧州への製品生産拠点としての役割も期待

サウジアラビアは豊富な原油やガス埋蔵量を持ち、石油化学産業が急成長しているが、日本の製造業の進出例は少ないのが現状だ。反応管の分野で世界トップクラスのシェアを誇る株式会社クボタはサウジアラビア進出企業の先行例として、他の日本企業からアドバイスを求められることもあるという。

KSCのこの反応管製造工場はサウジアラビア国内だけではなく、他の中東諸国、北アフリカ、欧州への製品生産拠点としての役割も期待されており、製品輸出の具体的な話も進行中だ。

サウジアラビアは石油化学関連産業の振興を通じて、付加価値の高い製品づくりや雇用創出を目指しており、このプロジェクトは長期雇用の創出や日本の高い技術を学べる場として期待が集まっている。なお、同工場は2011年10月には品質マネジメントの国際規格ISO9001を取得している、

<外部リンク>
Kubota Saudi Arabia Company,LCCホームページ
http://www.kubota.com.sa/main.htm

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