東京製綱、エジプトの増容量電線の設置で覚書を締結

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増容量用送電線の適用に向けた共同調査を実施

東京製綱は、3月7日、エジプト送電公社(EETC)及び、電線メーカーMAADICOMPANYFORENGINEERINGINDUSTRIES(MCFEI)との間で、「エジプトにおけるCFCCを用いた増容量用送電線の適用拡大に関する共同調査」の覚書を締結したと発表した。

エジプトの送電線を、炭素繊維複合材ケーブル(CFCC)を芯に使ったACFRに交換するための共同調査を行うとともに、パイロットプロジェクトの実施について合意に至り、覚書が交わされた。

東京製綱、エジプトの増容量電線の設置で覚書を締結

エジプトでは経済発展に伴って、急激に電力需要が増加している。増加率は年率6%と非常に高く、深刻な電力不足に陥っているため、既設送電網の能力増強が喫緊の課題だ。

先般、エジプト・アラブ共和国の大統領が来日し、両国間における経済協力とインフラ整備の促進に向けた関係強化で合意したところだが、今回の契約もその一環として行われる。

既存電線に比べ、1.5~2倍の増量が可能

ACFRは芯材に、東京製綱の独自開発によるCFCCが採用されている。CFCCは炭素繊維と熱硬化性樹脂を撚り合わせたもので、軽量で高強度、非磁性を持つため送電ロスが少なく、熱による膨張もほとんどみられない。

東京製綱は、現在エジプトで使われている鋼より線と比べると、
既設の鉄塔等の送電インフラを用いてACFR に交換することで送電網の増容量化(1.5倍~2倍)が可能
(プレスリリースより)

と述べており、大きな効果が期待できそうだ。

(画像は、東京製綱のホームページより)

<外部リンク>
東京製綱株式会社のプレスリリース
http://www.tokyorope.co.jp/info.pdf

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