三菱重工業、中東・アフリカ・インド向けの風力発電ベンチャーに出資

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地上高くに浮かべて、効率的に発電

三菱重工業は8月27日、オマーンの大手企業「スヘイル・バーワン・グループ」と共同で、アメリカのアルタエロス・エナジーズ社に出資すると発表した。

アルタエロス・エナジーズは2010年にマサチューセッツ工科大学に設立されたベンチャー企業で、空中浮体式風力発電設備「BAT」の開発に取り組んでいる。

また、スヘイル・バーワン・グループは中東、インド、アフリカ地域を中心に、有力企業40社を擁する財閥企業。

太陽光発電向けの変電所を拡大するドバイ

低コストで効率的に発電できる設備

「BAT」はドーナツ型の風船状の設備を地上約600メートルの高さに浮かべ、強い風を安定して受けることで効率的に発電するのが特徴。従来型の発電設備に比べて、2倍以上の発電量を実現する。

「BAT」は設置場所までトレーラーで運搬できるため、送電設備のない地域や陸地から離れた島などにも電力が送れるのが最大の特徴。電力の普及が遅れている地域への電力普及をはじめ、災害時の電力供給にも威力を発揮する。

アルタエロス・エナジーズの有する優れた技術を評価し、三菱重工とスヘイル・バーワン・グループは、BAT開発を支援するために今回の出資を決定した。

アルタエロス・エナジーズのCEOであるベン・グラス氏は、
世界では10億人超の人々が今も安定的な電力供給を受けることができず、30億人超の人々がインターネットにアクセスできない状態が続いています。(ニュースリリースより引用)
と述べ、電力不足の課題を解決するために、BAT開発にチャレンジできることを光栄に思うと述べている。

(画像は、三菱重工業のホームページ)

<外部リンク>
三菱重工業株式会社、スヘイル・バーワン・グループ、アルタエロス・エナジーズ社のニュースリリース
http://www.mhi.co.jp/news/story/150827.html

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